2012年7月13日金曜日

消費税増税は、チケット価格にも悪影響を及ぼす

スペインのラホイ首相が発表した消費税率の引き上げ。
政府は13日にも、現行の18%から21%への増税を実施する予定だが、
これがフットボールの世界にも影響すると『AS』紙は伝えている。

影響を受けるのは、以下の2点。
・チケット価格
・クラブ年間会員新規加入料

そして、各フットボールクラブ会長らはこの決定に対し、戦々恐々としている。

というのも、ここ3年以上に渡って政府に要望していた税制特別優遇措置はいまだ認められないなか、今回の決定により、軽減税率が8%→10%へ引き上げられることになったからだ。
*この軽減税率の引き上げは、映画やコンサート、展覧会などの文化事業全体に一律で課せられる予定。

また、新規スポンサーの獲得について、
そのハードルを低くする“メセナスゴ法”の改正も、依然国会で承認されていない。

リーガは来週月曜日にも総会を開き、今回の政府の税率引き上げの影響について協議する見込みという。

この夏には、リーガと各クラブの間で、財務省への債務返済方法について合意に至ったばかり。
*なお、2014/15シーズン以降に返済が滞っている状況にあるクラブは、放映権収入の35%を債務の返済に回されることになる。


しかし、今回の税率引き上げの決定は、ようやく決着をみた上記合意案についても、
白紙撤回される可能性も浮上してきている。


http://www.as.com/futbol/articulo/iva-encarecera-precio-entradas/20120712dasdaiftb_51/Tes

*軽減税率
http://d.hatena.ne.jp/keyword/%B7%DA%B8%BA%C0%C7%CE%A8


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